お知らせ/ブログ

相続のとき、この「少しの違い」が想像以上に大変な理由

2026/02/18

市街化区域と市街化調整区域

宅地と畑

 

相続のご相談で、実際にとても多いのが
「同じ土地なのに、なぜこんなに話がややこしくなるのか?」
という声です。

原因の多くは、
市街化区域か市街化調整区域か
宅地か畑か
という、一見すると小さな違いにあります。


① 市街化区域と市街化調整区域の違い

市街化区域とは

簡単に言うと、
「これから積極的に街として使っていくエリア」です。

  • 建物が建てやすい

  • 売却・活用の選択肢が多い

  • 買い手も見つかりやすい

相続後も比較的スムーズに話が進みやすい傾向があります。


市街化調整区域とは

一方で市街化調整区域は、
「むやみに建物を増やさないエリア」。

  • 原則、建物が建てられない

  • 建て替え・用途変更に制限がある

  • 売却できる相手が限られる

相続が発生してから
「こんなに制限があるとは知らなかった」
と気づく方がとても多いです。


② 宅地と畑の違い

宅地の場合

  • 比較的そのまま売却できる

  • 建物があれば利用イメージがしやすい

  • 相続手続きもシンプルなことが多い


畑の場合(ここが要注意)

畑は、農地法が関係してきます。

  • 原則、農家以外は買えない

  • 売るにも転用許可が必要

  • 相続しただけでは自由に使えない

特に多いのが、
「昔は畑だったけど、今は使っていない土地」
というケース。

見た目は空き地でも、
登記上は畑のままということがよくあります。


③ この「少しの違い」が大きな差になる理由

相続の現場では、こんな違いが出ます。

  • 売れると思っていたのに売れない

  • すぐ現金化できると思っていた

  • 兄弟で話がまとまらない

  • 管理だけがずっと続いてしまう

「土地は同じなのに、条件が違うだけで
ここまで結果が変わるとは思わなかった」
という声は、本当に多いです。


④ 相続が起きる前・起きた直後に大切なこと

大事なのは、
早い段階で土地の“正体”を知ることです。

  • 市街化区域か、市街化調整区域か

  • 地目は宅地か、畑か

  • 建て替えや売却は可能か

これを知らないまま進めると、
後から修正がきかなくなります。


⑤ まとめ|「小さな違い」を甘く見ない

相続では、

  • 市街化区域かどうか

  • 宅地か畑か

この違いが
手間・時間・お金・家族関係にまで影響します。

「うちは大丈夫」と思っている方ほど、
一度きちんと確認しておくことが大切です。

監修者情報

代表取締役
臼井 大典

トラストエージェントは、滋賀県彦根市にある不動産会社です。地域に根ざした豊富な実績を活かし、さまざまな案件に対応いたします。ここでは、そんな当社の会社概要を紹介します。当社へのアクセス情報はこちらからご確認ください。

トップに戻る