こんにちは、滋賀県彦根市の不動産相続専門【トラストエージェント】です。
今日は、「地価公示価格と相続税評価額の関係」について、皆さんにわかりやすくお伝えします。
そもそも「地価公示価格」って何?
毎年ニュースで「今年の地価は上昇」「下落」といった報道を耳にしたことはありませんか?
これがいわゆる**「地価公示価格」**です。
地価公示価格とは、国土交通省が3月に発表する“土地の公的価格”。
全国26,000カ所以上の「標準地」について、毎年1月1日時点の価格を公表しています。
標準地とは、
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周辺と比べて「ごく普通」の土地
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建物や権利などを無視した「更地」として評価
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売る側・買う側のどちらにも偏らない「適正価格」
つまり、土地の取引や公共事業、税金の基準になる「土地のものさし」ともいえる存在なんです。
地価公示価格は相続税評価額にどう関係するの?
実は、相続税や贈与税で使われる**「路線価」や「評価倍率」**は、この地価公示価格を基準に決まっています。
目安はズバリ、
👉 地価公示価格のおよそ80%
たとえば、
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地価公示価格が上がれば路線価も上がり、相続税評価額アップ
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地価公示価格が下がれば路線価も下がり、相続税評価額ダウン
つまり、毎年3月の地価公示発表がその年の相続税評価額に直結するということなんです。
どうやって地価公示価格は決まるの?
「どうやってそんな価格を決めてるの?」
そんな疑問を持たれる方も多いと思います。
実は、価格は不動産鑑定士が3つの手法を使って算出しています。
1. 取引事例比較法
過去の土地売買データを比較して「相場感」を出す方法
2. 収益還元法
将来の収益を逆算して「価値」を測る方法
3. 原価法
同じ土地・建物を今つくるならいくらかを計算する方法
これらを総合して「正常な価格=公平で妥当な価格」として決定されるんですね。
2025年の彦根市地価動向と今からできる対策
では、2025年の地価動向はどうなのでしょうか?
たとえば、2024年発表の地価公示では、滋賀県彦根市の商業地が前年比プラス1.2%と上昇。
住宅地も微増傾向を示しています。
これにより、
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2025年の路線価も上昇傾向が予想
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相続税評価額が高くなる可能性が高い
すでに不動産を相続した方、これから相続予定のある方は、今こそ早めの対策がおすすめです。
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